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【第三回 多モール店舗運営をしてみよう】ネットショップの効率的な運営を目指す人
- 2015/4/8
- EC運営業務効率改善
【第三回 多モール店舗運営をしてみよう】ネットショップの効率的な運営を目指す人
こんにちは。
ネットショップの効率的な運営を目指す人です。
第三回は多モール店舗運営について考えてみます。
ネットショップの売上を上げる方法には、
複数のモールにお店を展開するというやり方があります。
楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazon、DeNAショッピングなど多くのショッピングモールがありますが、
それぞれでユーザー層が異なっているので、複数のモールにお店を出すことでより多くのお客様にアプローチすることができます。
つまり、販売窓口を広げるということです。
それでは各モールの特徴を見てみましょう。
モールの特徴
■楽天市場
日本最大規模の流通額
高い集客力
Rポイントユーザーが多い
性別・年齢層に関係なく多い
固定費・手数料等のコストが高め
■Yahoo!ショッピング
固定費・手数料(決済手数料一部有り)等が無料
Yahoo!JAPANの検索ユーザーが多い
Tポイントユーザーが多い
外部リンクOK
顧客リストの2次利用OK
■Amazon
男性ユーザーが多い
型番商品が多い
売上手数料が高め
固定費は安め
出荷スピードが売り
商品ページの作り込みはできない
■DeNAショッピング
モバイルユーザーが圧倒的に多い
若年層のユーザーが多い
auショッピングに同時出店ができる
モバゲーでの露出が可能
楽天市場 | Yahoo!ショッピング | Amazon | DeNAショッピング | |
出店数 | 約40,000店舗 | 約240,000店舗 | 約170,000店舗 | 約4,000店舗 |
商品数 | 約1億9,000万点 | 約1億4,000万点 | ||
初期費用 | 60,000円 | 無料 | 無料 | 60,000円 |
月額利用料 | 19,500~100,000円 | 無料 | 4,900円 | 16,500~29,800円 |
売上手数料 | 2.5~7% | 無料 | 8~45% | 6% |
出店先の選択
扱う商材によって、マッチングするユーザーが多いモールに出店するというのが良いと思いますが、まずはコストが最小のモールに出店して販売方法を研究するという選択肢もありだと思います。
また、モール毎に切り口を変えて販売することもできるので、例えばコストの低いモールで既存の店舗より安価に販売したり、アウトレットショップや別ブランドショップにしてみるなど、様々な方法を試すことができます。
多くのネットショップが既に多モール店舗の運営を実施している昨今、それぞれのモールの特徴を抑え、販売戦略を立てたうえで出店先を選択することが大切だと思います。
次回は多モール店舗運営のデメリットと改善方法についてです。